【鳴尾記念2024予想】~下半期の始まりを告げる伝統の中距離戦~

重賞予想

2024年6月1日(土)に京都競馬場芝2000mで行われるGⅢ鳴尾記念。施行時期・距離・競走条件が何度か変更されてきましたが、現在は宝塚記念の前哨戦という位置づけとなっています。近年では、2015年の勝ち馬ラブリーデイがその後、宝塚記念、天皇賞秋も勝利。2019年の勝ち馬メールドグラースがその後、豪州のGⅠを勝利するなど宝塚記念のみならず、その年の下半期の競馬の成績も占う大事な一戦となっています。そんな鳴尾記念を過去10年の有力なデータを紹介しながら考察していきます。

本命馬

ボッケリーニ

全兄は2015年の鳴尾記念の勝ち馬でGⅠを2勝しているラブリーデイという良血馬で、当馬も昨年の当レースを勝利し兄弟制覇となりました。ここまでの全成績は【7・11・2・10】という安定した成績で派手さはありませんが、常に上位争いを繰り返す優等生タイプ。GⅠではまだ馬券になった事はありませんが、GⅡ以下では【3・7・1・4】で着外の4回も4~6着と最も軸に最適の馬です。ここからはボッケリーニを本命に推せる理由、他に狙える馬を有力なデータと共に紹介していきます。

特注データ

買いデータ

池江泰寿厩舎所属馬

該当馬は【6・0・0・7】でピンかパーではありますが、過去10年で6頭の勝ち馬を輩出しており得意としているレースだと思われます。更に、当日の単勝オッズが5番人気以内の馬に限定すると【6・0・0・3】と勝率は驚異の66.7%。若干オカルト気味ではありますが、信じて買う価値はあるデータだと思います。昨年も池江厩舎所属のボッケリーニが勝利しています。今年の出走予定馬で当日の単勝オッズ次第で該当しそうなのは ディープモンスターボッケリーニ の2頭となります。

ノーザンF生産馬

宝塚記念の前哨戦として使ったり、GⅠに今一歩足りない馬を秋競馬に向けての試運転として使うケースが多いため、日本競馬最大勢力のノーザンファーム生産馬の好走が多いです。過去10年のノーザンF生産馬の成績は【6・5・3・27】となっています。更に、前走がGⅠかGⅡに出走の関西馬で当日の単勝オッズが5番人気以内の馬に限定すると【3・4・0・5】で連対率58.3%となります。昨年もこのデータに該当するボッケリーニフェーングロッテンのワンツーフィニッシュでした。今年の出走予定馬で該当するのは ボッケリーニ のみとなっています。

この時点で買いデータ2つに該当している ボッケリーニ を当ブログでは本命に推奨します。

まとめ

ここまで様々なデータを紹介してきましたが、当ブログでは2つの買いデータに該当した ボッケリーニ を本命とします。対抗にはもう1頭の池江厩舎所属の ディープモンスター 。次点にノーザンファーム所属で2年前の日経新春杯を勝利後、屈腱炎が判明し2年2ヶ月の超長期休養を経て復帰後、重賞で2戦連続で好走している ヨーホーレイク 。その次点にこちらもノーザンファーム所属で7番人気想定中穴の エスコーラ 。それ以下で相手に入れたいのは過去10年で【6・4・4・27】と複勝率34.1%の好成績出している前走GⅠかGⅡに出走の関西馬の中から前走マイラーズCでソウルラッシュ、セリフォスに次ぐ3着に好走した ニホンピロキーフ と、そのニホンピロキーフに3勝クラスで敗れたとはいえ、0.2秒差だった前走金鯱賞の エアサージュ を推奨します。

◎ ボッケリーニ
〇 ディープモンスター
▲ ヨーホーレイク
△ エスコーラ
☆ ニホンピロキーフ
注 エアサージュ

以上になります。
鳴尾記念の予想の参考にしてみてください!


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