【日本ダービー2025予想】~~

GⅠ予想

2025年6月1日(日)に東京競馬場で行われるGⅠ・日本ダービー。牡馬クラシック三冠レースの第二弾として行われる日本ダービーは“最も幸運に恵まれた馬”が勝つと言われています。2020年はコントレイルが二冠を達成し、後に菊花賞も勝利し無敗の三冠馬となりました。2021年は皐月賞に出走していなかったシャフリヤールが勝利を収め、2022年のドウデュースと2023年のタスティエーラは皐月賞惜敗の雪辱を果たしています。昨年は前走皐月賞をレース直前に除外されたダノンデサイルが先行抜け出しで2馬身差で圧勝。京成杯勝ち馬が9番人気で波乱を演出しました。二冠か雪辱か、それとも別路線組か。そんな日本の全てのホースマンが憧れる最高の栄誉とされているレースを過去10年の結果から好走馬の共通点を探っていきます。

先週の結果

本命馬

ミュージアムマイル

特注データ

ジュンアサヒソラは除外対象のため、予想から割愛します。

買いデータ

①前走が皐月賞で5番人気以内かつ継続騎乗

過去10年の日本ダービーでは、前走皐月賞で5番人気以内かつ継続騎乗の馬が【6・8・4・12】と好成績を残していますが、さらに「前走8着以内」「キャリア4〜5戦」という条件を加えると【6・5・3・4】と複勝率が約78%に跳ね上がり、これは皐月賞で実力と人気を示し、敗れていても大きく崩れておらず、なおかつキャリアの浅さから上積みが見込める馬が多いためであり、同じ騎手による継続騎乗によって前走の敗因を修正しやすく、クラシック王道ローテの中で育成・仕上げが一貫していることが、ダービー本番での高いパフォーマンスに繋がっていると考えられます。

今年の出走馬で該当する馬は クロワデュノール のみです。

クロワデュノールは元々、無敗の三冠も期待されていたほどの素質馬で鞍上が乗り替わる皐月賞馬ミュージアムマイルに逆転する可能性は十分に考えられるでしょう。

②前走が皐月賞で0.2秒差以上の勝利

過去10年の日本ダービーで、前走皐月賞を0.2秒差以上で勝利した馬は【1・3・1・0】と全頭が馬券圏内に好走しており、これは皐月賞というトップレベルの舞台で他馬を明確に突き放す実力を見せたことで、距離延長や展開が変わるダービーでも能力の裏付けとして信頼されやすいためと考えられます。

今年の出走馬で該当する馬は ミュージアムマイル です。

今年の日本ダービーはオークス同様、皐月賞馬皐月賞2着馬の二冠か逆転かで決着する可能性が高そうです。

消しデータ

①前走9着以下

過去10年で前走9着以下の馬は前走皐月賞も含めて【0・0・0・42】と全頭、馬券圏外に敗れています。該当馬は即消しでいいでしょう。

今年の出走馬で該当する馬は エリキング、カラマティアノス、ドラゴンブースト、
ニシノエージェント、ファウストラーゼン の5頭です。

② 前走が3着以下で今回鞍上乗り替わり

過去10年の日本ダービーでは、前走3着以下かつ今回乗り替わりとなった馬の成績が【0・0・0・35】と一度も馬券に絡んでおらず、これは実力で見劣る上に騎手との連携が新たに必要となることで、ダービーのような一瞬の判断が求められる大舞台で力を発揮しきれないケースが多いためと考えられます。

今年の出走馬で該当する馬は カラマティアノス、サトノシャイニング、トッピボーン、
ファウストラーゼン、マスカレードボール の5頭です。

3番人気想定のマスカレードボールと4番人気想定のサトノシャイニングが該当していますが、勇気を持って切ります。

③前走が皐月賞で4着以下

過去10年の日本ダービーで前走皐月賞4着以下だった馬の成績はは【3・1・4・61】ですが、好走した8頭はいずれも前々走で重賞5番人気以内かつ2着以内、前走では6番人気以内かつ8着以内、さらに鞍上が継続騎乗という共通点があり、それ以外の馬は【0・0・0・55】と一頭も馬券に絡んでおらず、これは前走着順が振るわなくても素質と評価を示してきた実績馬で、かつ騎手との継続した連携がある場合に限って巻き返しが可能であることを示しています。

今年の出走馬で該当する馬は エリキング、カラマティアノス、サトノシャイニング、ジョバンニ、ドラゴンブースト、ニシノエージェント、ファウストラーゼン の7頭です。

この7頭はデータで見ると前走からの巻き返しは難しいように思われます。

まとめ

◎ ミュージアムマイル
〇 クロワデュノール
消 エリキング、カラマティアノス、サトノシャイニング、ジョバンニ、トッピボーン、
  ドラゴンブースト、ニシノエージェント、ファウストラーゼン、マスカレードボール

以上になります。
日本ダービーの予想の参考にしてみてください!


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