【フローラステークス2026予想】~薔薇一族の素質馬が樫の舞台へ!!~

重賞予想

2026年4月26日(日)に東京競馬場で行われるGⅡ・フローラステークス。2着までにオークスの優先出走権が与えられるトライアル。メンバーレベルが低く、人気薄が激走して波乱傾向が強くなっています。昨年は前走エルフィンS4着のカムニャックが中団から差し切って優勝。7番人気の伏兵がシュタルケ騎手で重賞初制覇を飾り、次走でオークスも制しました。そんな波乱含みのトライアルレースを過去10年の結果から、好走馬の共通点を探っていきます。

先週の結果

2026年の皐月賞は、本命リアライズシリウスが2着に好走してくれたものの、対抗以下に評価した馬が軒並み崩れてしまい、馬券は的中なしという結果に終わりました。本命がしっかり走ってくれただけに、悔しさが残るレースです。レース内容で一番驚かされたのは、ロブチェンが逃げたこと。そして、それ以上に驚いたのがそのまま逃げ切ってしまったことです。皐月賞という舞台で、あの形で押し切るのは並の能力ではありません。あらためて、2歳GⅠ馬の底力をまざまざと見せつけられました。一方のリアライズシリウスも、外枠からしっかりスタートを決めて、番手を確保して折り合いもつき、直線も力を出し切る——これ以上ないと言っていい競馬でした。それでも勝ち馬が強すぎた。今回はそこに尽きます。結果として馬券は外れましたが、「本命選び」自体は大きくズレていません。問題は相手選びと組み立て方で、ここは次につながる反省点として整理しておきたいです。今週はGⅠのない“谷間の週”ですが、ここで流れを立て直してしっかり的中させ、来週以降のGⅠ戦線につなげていきます。

過去10年の傾向

ポイント① 前走GⅢ出走×今回5番人気以内が好成績!!

過去10年で「前走がGⅢに出走」かつ「今回単勝5番人気以内」の成績は【2・2・4・8】。
複勝率50%と、馬券圏内に安定して絡んでいます。

さらにこの条件を「馬体重440kg以上」に限定すると【2・2・4・4】。
取りこぼしが大きく減り、より信頼度の高いデータになります。フローラSは立ち回りや展開の影響も受けますが、一定の馬格がある馬の方が結果を出している傾向にあります。

今年の該当馬
今年このデータに該当するのは ラフターラインズ ただ1頭です。「該当馬が1頭だけ」というのは、馬券の軸として中心に据えやすいですが、ラフターラインズはキャリア4戦すべてで出遅れており、スタートに課題がある事には注意が必要です。ただ、それでも毎回リカバリーして、全て上がり最速を記録しているのは強烈です。つまりこの馬の武器は、最後には強烈に伸びてくる末脚ということははっきりしています。展開に左右されやすい面はあるものの、能力でねじ伏せられるだけの脚を持っています。能力の高さだけで言えば、現3歳牝馬の中でもトップクラスだと思いますし、オークスを目指すならここは内容も伴って勝っておきたい一戦です。

ポイント② 一発があるのは1勝クラス好走組!

過去10年で「前走が1勝クラスで2着以内」だった馬の成績は【5・3・1・24】。
3着以内の安定感という点では前走GⅢ組に一歩譲りますが、それでも注目すべきは 勝ち馬を5頭も出していることです。クラス別で見ると、前走1勝クラス組は最も勝ち星を挙げているステップになっており、2017年に12番人気のモズカッチャンが勝利しているように「人気薄でも一撃がある」ルートとして軽視できません。

今年の該当馬
今年この条件に該当するのは ファムクラジューズ、ペンダント の2頭です。ただし、今年の該当馬2頭はそれぞれ明確な不安材料もあります。ファムクラジューズは前走の馬体重が410kgと、馬格が乏しいのは不安材料です。東京芝2000mというコースは最初から最後まで淀みなくペースが流れ、スピードの持久力と根本的な能力が問われるタフなコースとなっているため、小柄な馬はロスが出た時に苦しくなるケースがあります。当日の馬体重と気配はしっかり確認したいです。もう一頭のペンダントは、ここまで4戦続けてダートを使ってきている点が最大のポイントです。芝替わりがプラスに出る可能性はありますが、逆に芝のスピード決着に対応できるかどうかは未知数でもあります。適性の見極めが予想の分かれ目になりそうです。

ポイント③ 前走「中山芝1800mで5着以内」に注目

フローラステークスは東京芝2000mですが、過去10年のデータを見ると「前走が中山芝1800mだった馬」が意外と好走しています。

過去10年で「前走が中山芝1800mで5着以内」だった馬の成績は【4・1・3・17】。
好走率としてはまずまずですが馬券圏内も8回あり、相手候補として十分に機能するデータです。

右回り→左回りというコース替わりはあるものの、3歳牝馬にとってはどちらもタフなレイアウトで、そこで結果を出してきた馬が通用しやすいのかもしれません。

今年の該当馬
今年この条件に該当するのは ラベルセーヌ のみです。前走で未勝利戦とはいえ、後方から豪快に差し切り5馬身差で圧勝。勝ちタイムは条件の違いがあるとはいえ、前日のGⅢ・中山牝馬Sのタイムを上回っており、能力の高さを示しました。ただし、ラベルセーヌは前走馬体重が430kgと小柄で、これまで触れてきた「馬格がある馬が強い」傾向からすると、頭で狙うには少し不安が残ります。それでも、前走の内容、過去の傾向を考えると“相手には必ず入れたい1頭”です。

本命馬

⑤ ラフターラインズ

薔薇一族に属する母バンゴールは芝のマイルから中距離で5勝を挙げた実力馬ですが、重賞ではあと一歩届かず、それでも全妹にスタニングローズがいる血統背景は非常に魅力的。本馬はその第4子にあたります。上の2頭は勝ち上がれませんでしたが、第3子からは勝ち馬が出ており、本馬も素質の高さを早い段階から見せています。2歳8月の新潟芝1800m新馬戦は出遅れとそのリカバリーに脚を使ったぶん2着に敗れましたが、直線でエンジンがかかってからの伸び脚とフットワークは非常に目を引く内容でした。続く未勝利戦ではスタートこそ今ひとつだったものの、テンの速さで中団につけ、行きたがる面を見せながらも前に馬を置いて我慢させ、直線では前が壁になる不利がありながら、進路ができると一気に突き抜けて2馬身半差の快勝を収めました。こうやまき賞は再び出遅れて後方からの競馬となり、強烈な末脚を使いながらも3着まで。きさらぎ賞でも出負けしつつスローからの瞬発力勝負で3着に食い込んでおり、いずれも展開や位置取りを考えれば高く評価できる内容です。ここまでの全レースで上がり最速を記録しているように、末脚の破壊力は世代トップクラスであり、当日2番人気以内かつ上がり2位以内だった馬の成績が【5・2・3・4】と良好な点も後押し材料です。常にスタートに課題を抱えているぶん後方からの競馬になりやすいのはネックですが、それでも能力そのものは今年の3歳牝馬の中でも最上位クラスと見てよさそうです。

まとめ

◎ ⑤ ラフターラインズ
前走はGⅢ・きさらぎ賞で3着。メンバー唯一の重賞での好走経験がある上に、上がり3Fは32.8と強烈で、能力の高さは一枚上です。課題の出遅れ癖はありますが、ここまで4戦連続で上がり最速級の脚を使えているのは本物。オークスを狙うなら“ここは負けられない”立場で、本命はこの馬で勝負します。
○ ② ラベルセーヌ
前走は中山芝1800mの未勝利戦で1着。「前走中山芝1800mで5着以内」の該当馬で、タフな中山を経験している点はフローラSでも武器になります。馬体重430kgと小柄で頭は狙いにくいですが、相手には必ず入れたい1頭として対抗にします。
▲ ⑪ ファムクラジューズ
前走はフリージア賞(1勝クラス)1着で、前走1勝クラス好走組のステップに該当します。馬体重は410kgと馬格が乏しい点は割り引き材料ですが、2番手追走から押し切る形で勝てたのは評価できます。3番手として押さえます。
△ ① リスレジャンデール
前走セントポーリア賞は出遅れが響いて7着に敗れましたが、そこで上がり3F32.9と一定の末脚は使えているので、展開がハマれば突っ込んできても不思議はなく、穴で面白いので押さえます。

<買い目>
単勝 ⑤ 10,400円
枠連 1⃣ ー 4⃣ 1,500円
   2⃣ ー 4⃣ 3,300円
   4⃣ ー 7⃣ 4,800円

以上になります。
フローラステークスの予想の参考にしてみてください!


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