【京成杯2025予想】～クラシックへの軌跡～

2025年1月19日(日)に中山競馬場で行われるGⅢ･京成杯。2024年の優勝馬ダノンデサイルは、日本ダービーで優勝を果たして世代の頂点に。2着のアーバンシックは菊花賞でGⅠ初制覇。2023年の優勝馬ソールオリエンスは、皐月賞でGⅠ初制覇を果たしているように、近年の京成杯は3歳クラシック戦線の動向を左右する注目の一戦となっています。そんなクラシックレースに向けて各馬の将来性や距離適性を占ううえで重要な一戦を過去10年の結果から、好走馬の共通点を探っていきます。

本命馬

パーティハーン

父Wootton Bassettの産駒は4頭が中央のレースに出走していますが、この馬以外未勝利。しかし、この馬は2歳10月に京都芝1800ｍで行われた新馬戦で2着に好走。スタートはまずまずでしたが、スムーズに内ラチ沿いを先行。内を回り続ける競馬から、直線でも上手く内を突く競馬で一気に抜け出しましたが、ソラを使ってしまい、後続の馬に差されてしまった。あまりの強さのために競る馬がおらず、これが逆に仇となってしまった。次走の京都芝2000ｍで行われた未勝利戦は5馬身差の圧勝。今回もスタートはまずまずでしたが、テンの脚の速さと内枠を活かしてハナに立つ競馬となり、スローで淡々と走る競馬から、直線で軽く突き放しました。着差の付きづらい展開において5馬身差の勝利は高く評価できます。これまでの競馬の内容から内枠が欲しかったところですが、京成杯は8枠の馬が5番人気以内なら【3･2･0･2】で、人気馬は外枠を克服しています。持ち前のテンの脚の速さで、思い切って先団に取り付ければ大外も克服できる能力があると思います。

特注データ

買いデータ

① 馬体重460～479kgで前走1～2着

過去10年でこのデータに該当する馬の成績は【4･2･2･8】となっています。当日の「単勝オッズが2～5番人気」で限定すると【1･2･1･3】で連対率43%、複勝率57%の好成績です。当日の馬体重は直前までわかりませんが、前走馬体重を参考にした場合、今年の出走馬でこのデータに該当する可能性のある馬は以下の表の通りです。

② 前走が上がり3F1～2位で鞍上が継続騎乗

過去10年でこのデータに該当する馬の成績は【6･2･3･16】となっています。当日の「単勝オッズが2～5番人気」で限定すると【3･1･1･6】で連対率36%、複勝率45%の好成績です。今年の出走馬でこのデータに該当する馬は以下の表の通りです。

③ 前走が新馬戦1着の関東馬

過去10年でこのデータに該当する馬の成績は【4･1･1･11】となっています。当日の単勝オッズが1番人気に限ると【2･1･0･0】で3頭すべて連対しています。今年の出走馬でこのデータに該当する馬は想定1番人気の キングノジョー のみです。大舞台を目指す高額取引馬のためこのレースでの仕上げ度合いがどの程度かはわかりませんが、馬券外になることは考えにくいです。

消しデータ

リ～カン的消し馬

能力や調教の状態からメンバーの相手関係を見て消していい馬を紹介します。
コスモストーム、シマサンブラック、ニシノエージェント、パッションリッチ
ミニトランザット の5頭です。

まとめ

ここまで様々なデータを紹介してきましたが、当ブログでは買いデータ①に該当した パーティハーン を本命。対抗に買いデータ③に該当した キングノジョー 。次点に買いデータ②に該当した マテンロウムーブ 。穴馬で評価したいのは買いデータ①に該当した センツブラッド、タイセイリコルド の2頭です。

◎ パーティハーン
〇 キングノジョー
▲ マテンロウムーブ
注 センツブラッド、タイセイリコルド
消 コスモストーム、シマサンブラック、ニシノエージェント、パッションリッチ、ミニトランザット

以上になります。
京成杯の予想の参考にしてみてください！