【札幌記念2025予想】~~

重賞予想

2025年8月17日(日)に札幌競馬場で行われるGⅡ・札幌記念。サマー2000mシリーズの第4戦に指定されてる一方、夏競馬唯一のGⅡ競争でで負担重量が定量のため、ここを下半期の始動戦とするGⅠ馬や実績馬の参戦が多くなっています。また、出走馬が後にGⅠを制した例も多いため、秋のGⅠ戦線を占う上で重要な一戦となっています。昨年は前走クイーンエリザベス2世カップ3着のノースブリッジが2番手から抜け出して優勝。5番人気で重賞3勝目を挙げました。そんな今後のGⅠ戦線を展望する一戦を過去10年の結果から好走馬の共通点を探っていきます。

前回の結果

先々週行われたアイビスサマーダッシュは本命に推奨したコラソンビートが16着、想定では1番人気だったので馬券妙味も含めて対抗評価に留めたピューロマジックが1着と真逆の結果となってしまいました。その時の予想ブログでは「単勝8倍未満の3~5歳の牝馬」の成績がいいというデータを紹介させていただいて想定オッズの段階ではコラソンビートは10倍超えてたのですが、枠順の並び含めてピューロマジックに迫るかなと思ったのですがそんな事なかったです。シンプルにピューロマジックを信じれば良かったという感想です。そんな反省も込めて今週は札幌記念の予想をしていきます。

本命馬

8/15(金)枠順確定後に更新予定

特注データ

買いデータ

① 1枠

1枠の成績は【4・0・2・7】と優秀
過去10年の札幌記念における1枠の馬の成績は【4・0・2・7】で複勝率約46%、勝率約31%と非常に高い数字となっています。この成績は全枠中でも屈指の好成績であり「内枠有利」が明確に表れたデータといえます。

ポイント:「関東馬」かつ「当日の単勝オッズ6番人気以内」

1枠に入った馬の中でも、
関東所属の馬
当日の単勝人気が6番人気以内
という2点の条件を満たした馬に限定すると、成績は【3・0・1・1】と、さらに精度の高いデータになります。

勝率60%、複勝率80% という極めて優秀な数字です。

結論
✅ 1枠は札幌記念においてロスの少ない立ち回りが可能で、好走率が高い枠です。
✅ その中でも「関東馬」かつ「6番人気以内」に絞れば、【3・1・0・1】という圧倒的な好成績。
✅ 人気馬が1枠に入ったときは、それだけで軸候補として十分な裏付けがあるといえるでしょう。

今年の札幌記念でも、もしこの条件をすべて満たす馬がいれば、迷わず注目すべき存在です。
枠順と人気、そして所属厩舎まで含めて、データから見える狙い目をぜひ予想に活かしてみてください。

今年の該当馬
8/15(金)枠順確定後に更新予定

② 前走が芝2200~2400mの国内GⅠに出走

前走GⅠ組が札幌記念で好成績!
札幌記念は、夏のGⅡながらGⅠ馬やGⅠ級の実力馬が集まりやすい注目レースです。
過去10年で見ても「格」や「実績」に裏付けされた実力馬が力を発揮しやすい舞台であることがわかります。
その中でも特に注目すべきなのが「前走が芝2200m~2400mの国内GⅠだった馬」です。

過去10年で、前走が芝2200~2400mの国内GⅠだった馬の成績は【1・4・3・8】。安定した好成績を収めています。さらに、2021年以降に限ると、該当馬がいれば全頭馬券圏内に好走という強力な傾向が出ています。

▶考えられる要因:
・札幌記念は「夏のGⅠ前哨戦」としても注目される一戦。GⅠで厳しいレースを経験してきた馬は、札幌記念のレー

 スレベルにおいて能力上位であることが多く、格の違いを見せやすいです。
・札幌記念の距離は芝2000m。前走2200~2400mのGⅠを走ってきた馬にとっては、やや距離短縮となるぶん、ス

 ピードとスタミナのバランスが求められるレースになります。中距離戦での脚の使いどころがうまい馬にとって 
 は、むしろパフォーマンスを引き出しやすい舞台です。
・札幌記念を使うGⅠ実績馬は、その後の秋の天皇賞や海外遠征などを見据えた仕上げで臨むケースが多く、状態が

 整っていることが多いのも好走につながっていると考えられます。

結論
✅ 札幌記念では「前走GⅠ(芝2200~2400m)」だった馬が【1・4・3・8】と好成績。
✅ 特に2021年以降は該当馬が毎年馬券圏内に好走しており、信頼度はさらに上昇中
✅ 今年もこの条件に該当する馬がいれば、迷わず重視すべき存在と言えるでしょう。

札幌記念は一見「混戦模様」に見えても、前走の格や舞台背景から実力差がハッキリ出るレースでもあります。
今年も「GⅠ帰り×芝2200m~2400m組」に注目して、馬券戦略を立ててみてください。

今年の該当馬
シュヴァリエローズ、リビアングラス の2頭です。

③ 前走3着以下かつ継続騎乗

要注意!「前走敗退組」でも巻き返すパターンとは?
札幌記念は、夏競馬唯一の中距離GⅡとして幅広い馬が集まるため、「前走の着順だけでは判断しづらい」のが特徴です。実際、前走重賞勝ち馬の成績は【0・2・2・6】で連勝した馬はいません。逆に前走で3着以下に敗れていた馬が巻き返して好走するケースも少なくありません。
特に注目すべきは、以下のような条件を満たす馬です。

前走3着以下
騎手が今回も継続騎乗
前走の敗戦が0.9秒差以内

この3点をすべて満たす馬の成績は、過去10年で【7・2・4・28】。
→ 複勝率約32%と、十分に狙えるデータとなっています。

さらに、このうち当日の単勝オッズが5番人気以内だった馬に限定すると、成績は【6・1・4・9】。
→複勝率55%、勝率30%と一気に信頼度が上昇します。

▶考えられる要因:
・0.9秒以内の敗戦というのは、着順以上に内容が濃かった可能性を示します。
 展開不利や位置取りの差で負けただけで、力差がなかった馬がそのまま巻き返してくるパターンが多いです。

・継続騎乗というのは、騎手が前走の感触をもとに今回の騎乗に反映できることを意味します。
 騎手が乗り替わるよりも、微調整や戦略変更がしやすく、修正が効くため、勝負度合いが高まる傾向にあります。

結論
前走3着以下でも0.9秒差以内の惜敗+継続騎乗という条件を満たす馬は、札幌記念で巻き返しが非常に多い。
✅ さらに5番人気以内なら勝ち負け濃厚なデータに跳ね上がります。
✅ 見た目の着順に惑わされず、「内容の濃い敗戦」だったかどうかを重視する視点が大切です。

馬柱を眺めたときに「前走負けてるから消し」と判断しがちな馬の中に、実はチャンスを秘めた一頭がいるかもしれません。今年の札幌記念でも、継続騎乗で臨む“前走惜敗組”にはしっかり注目しておきましょう!

今年の該当馬
8/14(木)出走馬確定後に更新予定

消しデータ

まとめ

以上になります。
札幌記念の予想の参考にしてみてください!


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