【天皇賞春2025予想】~伝統の一戦で長距離界に陽はまた昇る!!~

GⅠ予想

2025年5月4日(日)に京都競馬場で行われるGⅠ天皇賞春。2016,17年のキタサンブラック、2019,20年のフィエールマンがそれぞれ連覇。ディープボンドが2021年から2024年まで4年連続で馬券圏内に好走と国内唯一の古馬長距離GⅠというだけあって特定の馬が複数回好走するという傾向があります。昨年はダイヤモンドステークス、阪神大賞典を連勝したテーオーロイヤルが先行抜け出しで圧勝。長距離巧者振りを見せてGⅠ初制覇を飾りました。そんな今年で170回を数える伝統の最強ステイヤー決定戦を阪神競馬場で行われた2021年と2022年を含めた過去10年の結果から、好走馬の共通点を探っていきます。

前回の結果

前回の皐月賞は対抗評価のミュージアムマイルが1着、本命のクロワデュノールが2着、単穴評価のマスカレードボールが3着と、推奨した3頭で1・2・3フィニッシュと完璧な結果でした。競馬ファンとしてはクロワデュノールが敗れたのはショックでしたが、そこはモレイラ騎手を褒めるしかありません。クロワデュノールにはダービーでの巻き返しに期待して、当ブログも今後も好走馬を推奨できるよう予想を頑張りますので見に来て頂けると幸いです。

本命馬

サンライズアース

特注データ

買いデータ

① 前走が阪神大賞典1着

天皇賞春のステップレース筆頭が阪神大賞典組で、【4・6・5・50】と出走頭数も多いですが、その分最も好走馬を輩出している最重要ステップレースとなっています。特に前走阪神大賞典1着だった馬は過去10年で【4・2・2・1】と抜群の安定感。更に「鞍上が継続騎乗」の馬で限定すると【3・2・2・0】で全馬、馬券圏内とまさに鉄板データとなっています。天皇賞春はまずはこのデータの該当馬から馬券を組み立てるレースとなっています。

阪神大賞典成績勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
1着4・2・2・144.4%66.7%88.9%197152
鞍上成績勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
継続3・2・2・042.9%71.4%100.0%187159
乗替1・0・0・150.0%50.0%50.0%230130

今年の該当馬は サンライズアース となっています。サンライズアースは池添騎手が前走から継続騎乗。複勝率100%の鉄板データ該当でこれは決まりかもしれません。

② 馬番5~8番

京都で開催された過去8年で馬番5~8番に入った馬の成績は【0・5・5・22】で勝ち切れてはいませんが、毎年1頭は馬券圏内に好走しています。更に「当日9番人気以内」「前走5番人気以内」「前走GⅡで5着以内」で限定すると【0・4・4・3】で複勝率73%。改修工事後の2023年以降は【0・2・0・0】とパーフェクト連対です。

このデータは「馬番のジンクス」みたいな話ですが、考えられる要因としては
京都競馬場の芝3200mは外回りの向正面、ほぼコーナーに近い場所からスタートします。
そのため、極端な内枠(1~4番)だと、スタート直後から外に出してポジションを取りに行く必要がある場合もあるし、馬群に包まれるリスクも高くなります。逆に9番より外は、スタートしてすぐ外を回されやすいので、距離ロスが生じやすい。その点、5~8番あたりの中枠は「内すぎず外すぎず」で、馬群の流れに乗りやすく、スタート後のポジション争いでも有利に動ける可能性が高いです。長距離戦では、序盤で無理をせず、道中もスムーズに流れに乗って脚をためることが重要です。中枠はそういった無理のないポジショニングがしやすく、後半の勝負どころまで体力を温存できる利点があります。

今年の該当馬は

消しデータ

① 前走が6着以下

前走6着以下だった馬の成績は過去10年で【0・2・1・49】で馬券に絡んだのは2016年のカレンミロティック、2018年のシュヴァルグランと2024年のディープボンドの3頭のみ。前走で掲示板にも入れていない馬の巻き返しは難しい傾向にあります。
今年の出走馬で前走6着以下だった馬は アラタ、ウインエアフォルク、ジャスティンパレス、
シュヴァリエローズ、プラダリア、ワープスピード の6頭です。

ここで、前走6着以下ながら馬券に絡んだ3頭の共通点を探してみると、3頭とも過去の天皇賞春ですでに3着以内に好走した経験がありました。

成績勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
前走6着以下0・2・1・490.0%3.8%5.8%039
好走経験成績勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
あり0・2・1・20.0%40%60%0404
なし0・0・0・470.0%0.0%0.0%00

今年の出走馬で前走6着以下だった馬の中で、すでに過去の天皇賞春で3着以内に好走した経験がある馬は ジャスティンパレス のみです。ジャスティンパレスは約1年半ほど馬券圏内への好走は遠ざかっていますが、それでも毎回堅実な走りは見せているので、ここも相手には入れておくべき1頭だと思います。

② 前走GⅢ以下

前走GⅢ以下だった馬の成績は過去10年で【0・1・2・32】で馬券に絡んだのは2015年のフェイムゲーム、2022年のテーオーロイヤル、2023年のシルヴァーソニックの3頭のみ。下のクラスから臨んで来る馬はGⅠクラスのハイレベルなメンバーの壁に跳ね返されている傾向にあります。
今年の出走馬で前走GⅢ以下だった馬は ジャンカズマ、ハヤテノフクノスケ、ヘデントール、
リミットバスター の4頭となっています。

前走GⅢ以下ながら馬券に絡んだ3頭の共通点を探してみると、3頭とも前走でダイヤモンドステークスもしくは海外のGⅢを勝利していました。

成績勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
前走GⅢ以下0・1・2・320.0%2.9%8.6%037
前走成績勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
ダイヤモンドS1着 or 海外GⅢ1着0・1・2・20.0%20.0%60.0%0258
その他0・0・0・300.0%0.0%0.0%00

今年の出走馬で前走GⅢ以下だった馬の中で、前走ダイヤモンドステークス1着だった馬は ヘデントール です。ヘデントールは初の斤量58キロが懸念点ではありますが、前々走で天皇賞春と相関性の高い菊花賞で2着に好走しており、想定1番人気ですが間違いなく軽視はできない1頭です。

まとめ

◎ サンライズアース


消 アラタ、ウインエアフォルク、ジャンカズマ、シュヴァリエローズ、ハヤテノフクノスケ、
  プラダリア、リミットバスター、ワープスピード

以上になります。
天皇賞春の予想の参考にしてみてください!


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