【エルムステークス2024予想】~覚醒する夏~

重賞予想

2024年8月4日(日)に札幌競馬場で行われるGⅢ・エルムステークス。ダート路線整備の一環として1996年に創設され、ここをステップアップに今秋もしくは来年以降の大舞台を目指す馬が出走してくる実力拮抗の素質馬が揃うレースとなっています。昨年の勝ち馬のセキフウは今年のGⅠ・フェブラリーステークスで13番人気の低評価ながら3着に激走。3連単150万馬券の立役者になっています。今年もそんな今後のダートGⅠで活躍する可能性のある馬を探るべく、過去10年の有力なデータを紹介しながら考察していきます。

先週の結果

先週行われたアイビスサマーダッシュは本命に推奨したチェイスザドリームは9着に敗れてしまいましたが、穴馬で評価していたテイエムスパーダが8番人気ながら3着に好走してくれました。今週こそしっかり勝ち馬を当てれるよう精進します。

本命馬

ナチュラルハイ

ニシノシュクランは未勝利のまま繁殖入り。産駒にも目立った活躍をしている馬はおらず、血統的には地味なタイプ。この馬自身の成績も芝で成績を残せずダートに転向。転向後も5レース連続で馬券外。6レース目でようやく勝利と目覚ましい活躍をしてきたわけではありません。ただ特筆すべきはダートでの4勝中3勝が札幌・函館のダート1700mと滞在競馬に高い適性を示しているところ。前走の函館ダート1700mで行われたOP・マリーンステークスでも4角4番手という高い位置から上り3位の末脚を繰り出して快勝。特注データでも紹介しますが、エルムステークスは前走マリーンステークス組の成績が良く、この馬自身と鞍上の永野猛蔵騎手の重賞初勝利に期待したいです。ここからはナチュラルハイを本命に推せる理由、他に狙える馬を有力なデータと共に紹介していきます。

特注データ

※除外対象の ヴァンドゥラン、サンテックス、サーマルソアリング、ドゥラレジリエント の4頭は予め予想から省かせていただきます。

買いデータ

① 前走がマリーンステークスで3着以内

過去10年でこのデータに該当する馬の成績は【7・3・0・11】と勝率48%の好成績で現在該当する馬が6連勝中となっています。更に「9番人気以内」「単勝オッズ20倍以内」「前走4角6番手以内」「2~8枠」で限定すると【7・3・0・4】と勝率71%、単勝回収率399%驚異の成績となります。エルムステークスはまず前走マリーンステークス組から取捨選択するのが良策となっています。今年の出走予定馬で該当する馬は テーオードレフォン、ナチュラルハイ の2頭となっております。過去10年の該当馬は以下の表の通りです。

年度着順馬名人気単勝オッズ
2015年1着ジェベルムーサ2番人気4.1倍
2016年12着ショウナンアポロン5番人気11.7倍
2017年2着テイエムジンソク1番人気1.5倍
2018年1着ハイランドピーク2番人気4.1倍
2019年1着モズアトラクション2番人気6.1倍
5着リアンヴェリテ3番人気6.6倍
2020年1着タイムフライヤー1番人気3.0倍
2021年1着スワーヴアラミス4番人気9.3倍
2着オメガレインボー7番人気16.6倍
2022年1着フルデプスリーダ9番人気16.9倍
2着ウェルドーン6番人気10.4倍
2023年1着セキフウ6番人気12.3倍
4着ルコルセール5番人気8.5倍
13着ペプチドナイル1番人気3.0倍

② 前走がダート1700mに出走の5歳馬

マリーンステークスがダート1700mのため該当馬は被ってしまいますが、過去10年で該当する馬の成績は【5・3・1・10】と好成績。更に「前走4角6番手以内」「2~8枠」で絞ると【5・3・1・6】と連対率53%と実に半数の馬が2着以内に好走しているデータとなっています。今年の出走予定馬で該当する馬は テーオードレフォン のみとなっています。現在9番人気想定で当日も人気することは無いと思うので、穴馬として注意しておいた方がいい1頭となっています。

③ 馬番2~4番で前走4角7番手以内

過去10年で該当する馬の成績は【5・3・3・14】と好成績。更に「6歳以下の牡馬orセン馬」で限定すると【5・3・3・8】と連対率42%で良化します。今年の出走予定馬で該当する馬は ユティタム、ナチュラルハイ の2頭となっております。本命に選んだナチュラルハイは良い枠に入ってくれて良かったです。

消しデータ

リ~カン的消し馬

競馬歴10年以上の当ブログ主が能力や調教の状態からメンバーの相手関係を見て消していい馬を紹介します。

シルトプレ、タガノクリスタル、プロミストウォリア、ベルダーイメル、ホウオウアマゾン、
ヴィクティファルス の6頭です。

まとめ

ここまで様々なデータを紹介してきましたが、当ブログでは高い勝率を誇る買いデータ①と買いデータ③の2つに該当した ナチュラルハイ を本命とします。対抗にはもう1頭の買いデータ①の該当馬で買いデータ②にも唯一該当した テーオードレフォン を。相手筆頭は買いデータ③に該当した前前走で重賞勝ち馬のペリエールを頭差退けた ユティタム を。穴馬で注意したいのは前走でナチュラルハイに勝利しているにも関わらずあまり人気していない サヴァ を推奨します。

◎ ナチュラルハイ
〇 テーオードレフォン
△ ユティタム
注 サヴァ
消 シルトプレ、タガノクリスタル、プロミストウォリア、ベルダーイメル、ホウオウアマゾン、
  ヴィクティファルス

推奨馬券

単勝 4 ナチュラルハイ
  12テーオードレフォン

枠連
3 ー 2,4,5,6,7

以上になります。
エルムステークスの予想の参考にしてみてください!


タイトルとURLをコピーしました