【阪神ジュベナイルフィリーズ2025予想】~香り立つ八角形の星!いざ2歳女王の座へ!!~

GⅠ予想

2025年12月14日(日)に阪神競馬場で行われるGⅠ・阪神ジュベナイルフィリーズ。2022年の覇者リバティアイランドは圧倒的な強さで翌年の牝馬三冠を制覇。また、2020年優勝のソダシが桜花賞を、2016年優勝のソウルスターリングがオークスを制するなど、本競走の優勝馬が翌年の中央競馬で行われる3歳クラシックでも活躍する例がみられ、中央競馬の3歳クラシックに直結する競走として重要とされています。昨年は前走札幌2歳ステークス2着のアルマヴェローチェが差し切って優勝。5番人気で2歳女王に輝きました。そんな翌年の3歳牝馬戦線を占ううえでも見逃せないレースを過去10年の結果から好走馬の共通点を探っていきます。

先週の結果

先週行われたチャンピオンズカップは、本命ウィルソンテソーロが昨年に続いてハナ差2着という悔しい結果となりました。勝ち馬はダブルハートボンド。直線では壮絶な叩き合いとなり、ゴール板では写真判定レベルの大接戦。本命馬のパフォーマンスとしては申し分なく、陣営・馬ともに最大限の力を発揮してくれた一戦でした。結果としては2週連続での「本命2着」という惜しい内容となり、馬券的中は枠連のみとやや悔しさが残る結果に。とはいえ、予想の根幹となるデータ分析は大きく外れておらず、予想の精度自体はしっかりキープできていると感じています。ここからはいよいよ阪神JF、朝日杯FS、ホープフルSと2歳GⅠシリーズが開幕します。若駒戦特有の難しさはありますが、しっかりと傾向と適性を見極めて、ここから年末まで一気に的中ラッシュを狙っていきたいと思います!

本命馬

⑨ スターアニス

エピセアロームは小倉2歳ステークスを制し、3歳春のチューリップ賞でも2着に入ったスピードと早熟性を兼ね備えた実績馬で、繁殖牝馬としての期待も大きかったですが、これまでに6頭の産駒を送り出しているものの重賞実績は【0・1・0・9】と芳しくないです。一方、第1子シトラスノート(父ロードカナロア)は芝で3勝、第3子バルサムノート(父モーリス)は芝で4勝と悪くない成績を残しており、この馬は第5子にあたります。2歳6月の小倉芝1200m新馬戦では5着に敗れましたが、出遅れによる位置取りの悪さと開幕週の前残り傾向が響いたもので、中団から上がり最速の末脚を使っており、内容自体は評価できるものでした。2週後に同じ舞台の未勝利戦で巻き返して快勝し、再び出遅れながらも前につけて、前半3F33秒0のハイペースを自ら先行して押し切り、2着に7馬身差をつける圧巻のパフォーマンスを見せました。3戦目となった中京2歳ステークスでは初の1400mに対応し、外々を回るロスの多い競馬となりながらも2着に好走しており、距離延長への適性も示しました。ナミュールスタニングローズなど、牝馬の育成に定評のある高野友和厩舎の管理馬であり、マイル戦への対応力にも十分な可能性が感じられ、今後の成長が注目される一頭です。ここからはスターアニスを本命に推せる理由、他に狙える馬を有力なデータと共に紹介していきます。

特注データ

買いデータ

① 前走がGⅢ2着以内のノーザンF生産馬

過去10年で「前走GⅢ2着以内 × ノーザンF生産」は【8・1・2・10】と好成績です。
さらに「馬体重460kg以上」「当日5番人気以内」「1~7枠」まで絞ると【8・0・1・0】。
複勝率100%・勝率85%超という鉄板級のロジックになります。

考えられる要因
① 育成と臨戦設計の精度
ノーザンF生産馬は外厩と厩舎の連携が緻密で、2歳牝馬でも仕上がりの早さと完成度が高く出やすいです。前走重賞で結果を出しているのは、すでにハイレベルな時計・流れを経験済みの証拠です。
② 阪神外回り1600mの“総合力”に合う資質
直線が長くトップスピードの持続力が問われます。馬体重460kg以上は体力・推進力の裏付けになりやすく、最後のラップが速くなる局面で減速幅の小さい持続型が優勢です。
③ 人気の裏づけ=状態と信頼
当日5番人気以内は、調教過程・厩舎コメント・前走内容が市場に評価されているサインです。2歳戦は調子の良否が結果に直結しやすく、人気の支持は“仕上がっている”確度を高めます。

今年の該当馬
今年の該当馬は スターアニス です。ノーザンF生産 × 前走重賞2着以内に合致。前走の馬体重から460kg以上は確実。直線持続力のタイプで、阪神外回りのラスト直線勝負にも対応可能と見ます。馬体面・人気想定・当日の枠順1~7枠を満たせば、軸としての信頼度は極めて高いと判断します。

② 前走が東京芝1600m~1800mで上がり3F1位

過去10年で前走・東京芝1600~1800m「上がり1位」の成績は【3・3・1・6】。
さらに1~7枠に限定すると【3・3・1・2】まで良化し、複勝率77.8%と高信頼になります。

考えられる要因
① 瞬発力の裏付けが阪神外回りにフィット
東京で“上がり最速”を出せる馬は、直線での加速~持続の質が高いことを示します。阪神外回りの1600mも直線が長く、直線で再加速できる脚が重要です。

② ギアチェンジ性能と折り合いの良さ
東京の1600~1800mで上がり1位を出すには、道中で脚を溜めて一気にギアを上げる能力が必要です。2歳GⅠは流れが速すぎないことも多く、この溜め→鋭発がそのまま再現されやすいです。

③ 1~7枠=立ち回りロスの最小化
外すぎる枠はコーナーで外々を回らされやすく、2歳戦では隊列が長くなりやすいぶん位置取りの微差が最後の伸びを左右します。内~中枠なら道中のロスが少なく、直線まで脚を温存しやすいです。

今年の該当馬
今年の該当馬は タイセイボーグ です。前走・東京で上がり1位という明確な瞬発力の裏付けに加え、1~7枠ならデータ面の後押しが最大化します。タイセイボーグはコース替わりでも瞬発→持続の質で勝負になり、枠順がハマれば軸・対抗級の信頼が置けます。

まとめ

今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、前走中京2歳S2着のノーザンF生産馬 スターアニス 。馬格・人気面・枠も5枠と好枠。軸として最も信頼できます。対抗は阪神外回りに直結する前走東京芝1600mで上がり1位の タイセイボーグ 。ですが、今回は痛恨の8枠。道中の距離ロスや位置取りの難しさを考えると勝ち切りまでのハードルは高め。単穴は馬体重はやや足りないものの、前走アルテミスS2着の内容を評価して ミツカネベネラ 。道中上手く立ち回ってロスを抑えられれば、軽い馬格でもスピードの持続で食い込みが可能です。もう1頭注意したいのはこのレースで求められる十分な馬格を備え、前走サフラン賞を3番手から上がり最速で完勝した アルバンヌ 。相手候補として必ずおさえたい一頭です。

<買い目>
単勝 ⑨ 8,000円
枠連 5⃣ー2⃣3⃣8⃣ 各4,000円
計20,000円

以上になります。
阪神ジュベナイルフィリーズの予想の参考にしてみてください!


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