【NHKマイルカップ2024予想】~マイルの希望の光に!!~

GⅠ予想

2024年5月5日(日)に東京競馬場で行われるGⅠ・NHKマイルカップ。デビューから短距離路線を歩んできた馬や、クラシック路線からこちらに路線を変えてくる馬もおり、毎年のように大混戦となる。過去にはキングカメハメハディープスカイがNHKマイルカップと日本ダービーを連勝し、いわゆる「変則二冠」を達成したケースもある。近年の優勝馬では、2014年のミッキーアイルが5歳時にマイルCSを優勝し、現在は種牡馬としてメイケイエールやナムラクレアなどを輩出しており、2019年のアドマイヤマーズが同年の香港マイルでレース史上初めてとなる3歳での優勝を果たしている。そんな3歳世代だけでなく今後のスプリント・マイル路線全体を占うレースを過去10年の有力なデータを紹介しながら考察していきます。

本命馬

ディスペランツァ

本命は7番人気想定のディスペランツァです。半兄に皐月賞3着のファントムシーフがいる良血馬で、前走のアーリントンカップではモレイラ騎手を背に道中は中団の内でジックリ脚を溜め、直線で末脚を爆発させて勝利。ファントムシーフ同様に素晴らしい瞬発力を持っています。
ここからはディスペランツァを本命に推せる理由、他に狙える馬を紹介していきます。

特注データ

買いデータ

NHKマイルカップはアーリントンカップ組を狙え!!

アーリントンカップ3着以内かつ上り3F1~3位

アーリントンカップの開催時期が4月に移り、NHKマイルカップのトライアル競争として3着以内の馬に優先出走権が与えられるようになった2018年以降、この2レースの関連性が高まりました。アーリントンカップの開催時期移設後6年間で見るとこのデータに該当する馬の成績は【1・0・4・5】。更に当日一桁人気に限定すると【1・0・4・2】で複勝率71.4%。該当する馬が出現した年は必ず1頭は馬券内に好走しており、近年のNHKマイルカップの黄金データとなっている。今年の出走予定馬では ディスペランツァ のみが該当しそうです。オッズ次第では チャンネルトンネル も狙いたい馬の1頭になります。

年度着順馬名人気前走着順前走人気
2018年3着レッドヴェイロン9番人気3着4番人気
12着タワーオブロンドン1番人気1着1番人気
2019年3着カテドラル7番人気2着7番人気
8着トオヤリトセイト16番人気3着11番人気
2020年3着ギルデッドミラー6番人気2着4番人気
4着タイセイビジョン2番人気1着1番人気
2021年4着リッケンバッカー11番人気2着10番人気
2022年1着ダノンスコーピオン4番人気1着1番人気
10着タイセイディバイン10番人気2着7番人気
2023年3着オオバンブルマイ3番人気1着5番人気

前走人気していた馬の巻き返しに注意!!

前走が重賞で1番人気

過去10年のNHKマイルカップでは前走が重賞で1番人気に支持されていた馬の好走率が高くなっています。該当する馬の成績は【5・3・1・12】で単勝回収率255%。ベタ買いでもプラスになります。更に色分けで表現してるように前走5着以内で鞍上が関西所属騎手に限定すると【5・1・1・3】で連対率60%。該当する馬が出現した年は必ず1頭は馬券内に好走しており、こちらも近年のNHKマイルカップの黄金データとなっている。今年の出走予定馬では アスコリピチェーノ、ノーブルロジャー、ボンドガール が該当。鞍上によっては ディスペランツァ も該当します。該当馬の数が例年より多目ですが、この4頭には厚めの印をオススメします。

年度着順馬名人気前走前走着順騎手
2014年1着ミッキーアイル1番人気アーリントンカップ1着浜中 俊(関西)
6着ショウナンアチーヴ3番人気NZT1着戸崎 圭太(関東)
2015年2着アルビアーノ4番人気フラワーカップ1着柴山 雄一(関東)
5着グランシルク1番人気NZT2着戸崎 圭太(関東)
2016年1着メジャーエンブレム1番人気桜花賞4着ルメール(関西)
12着シュウジ8番人気ファルコンステークス12着岩田 康誠(関西)
2018年1着ケイアイノーテック6番人気NZT2着藤岡 佑介(関西)
12着タワーオブロンドン1番人気アーリントンカップ1着ルメール(関西)
18着ロックディスタウン11番人気フラワーカップ13着池添 謙一(関西)
2020年1着ラウダシオン9番人気ファルコンステークス2着デムーロ(関西)
2着レシステンシア1番人気桜花賞2着ルメール(関西)
4着タイセイビジョン2番人気アーリントンカップ1着石橋 脩(関東)
2021年3着グレナディアガーズ1番人気ファルコンステークス2着川田 将雅(関西)
9着ホウオウアマゾン4番人気アーリントンカップ1着武 豊(関西)
2022年1着ダノンスコーピオン4番人気アーリントンカップ1着川田 将雅(関西)
2着マテンロウオリオン3番人気NZT2着横山 典弘(関東)
4着セリフォス1番人気朝日杯FS2着福永 祐一(関西)
8着トウシンマカオ11番人気ファルコンステークス5着戸崎 圭太(関東)
2023年5着カルロヴェローチェ1番人気ファルコンステークス2着レーン(短期免許)
12着ドルチェモア4番人気NZT7着三浦 皇成(関東)
14着ユリーシャ15番人気アーリントンカップ11着松山 弘平(関西)

まとめ

本命にはアーリントンカップ上り2位の末脚で勝利した ディスペランツァディスペランツァは1着で狙うより3連単マルチもしくは3連複の軸として推奨します。対抗の候補に アスコリピチェーノ、ノーブルロジャー、ボンドガール を紹介しましたが、順列的には昨年の2歳女王で前走の桜花賞も外を回る不利がありながら2着に好走した アスコリピチェーノ を素直に上位に推奨します。

◎ ディスペランツァ
〇 アスコリピチェーノ

以上になります。
NHKマイルカップの予想の参考にしてみてください!


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